盃(さかずき)はお酒を呑むには良いけれど、お茶を飲むには不適当。

湯のみはお茶を飲むには良いけれど、ご飯をよそうには不適当。

茶碗はご飯を食べるには良いけれど、丼ものを食べるには、やっぱりどんぶりが似合っています。

それぞれに本来の役割を果たすときにはちょうど良くても、少し無理をしようとすると、途端に器不足になってしまいます。

器不足と役不足。

お茶を杯で飲むには器不足、ご飯を湯のみで食べるにも器不足。いっぽう、お酒を湯のみで呑むには役不足、お茶を茶碗で飲むのも役不足、なのです。



人間にも器というものがあります。

世の中には、一流の盃、一流の湯のみ、一流の茶碗、一流のどんぶりがあります。器不足の課長になるより、一流の係長を目指します。器不足の部長になるよりも一流の課長になることです。

反対に、社長の器のあなたなら、役不足の課長で終わるより、とりあえず社長にチャレンジしてみることです。

器や役は、経験や知識ではなく、こころの大きさ、パワーで決まるのです。


HMU 達弥西心